<フェア・ウォーニング、その輝ける歴史>

 天才ギタリスト「ウリ・ロート」が「スコーピオンズ」を脱退後に結成した「エレクトリック・サン」のベーシストだった「ウレ・リトゲン」。彼がウリの弟「ジーノ・ロート」と共に86年に結成したのが、あの伝説のメロディアス・ハード・ロック・バンド「ZENO」である。その「ZENO」解散後に、ウレが元「V2」の実力派シンガー「トミー・ハート」、そして「ウリ・ロート」直伝のスカイ・ギターの後継者「ヘルゲ・エンゲルケ」と元「バランタインズ」のアンディー・マレツェック(G)とともに「ZENO」譲りの「叙情」と「悲哀」という遺伝子を現代に継承するバンドを始動させた。それが「フェア・ウォーニング」である。
 92年にリリースされた衝撃のデビュー・アルバム「フェア・ウォーニング」は日本中のメロディアス・ハード愛好家のハートを釘付けにし、この年のHM/HR専門誌「BURRN!」の読者人気投票のブライテスト・ホープ部門において堂々チャンピオンの座を手中に収めた。このアルバムに収録されている「ロング・ゴーン」は今もなお名バラードとして高い人気を誇っている。
 そして95年、2年半振りの待望の2ndアルバム「レインメイカー」をリリース。前作以上の完成度の高さを見せつけた後世に残るであろう傑作に全てのファンが狂喜した。本作には“永遠のロック・アンセム”的名曲「バーニング・ハート」が収録されている。
 その後、レコード会社を「WEA」から「ゼロ・コーポレーション」に移籍。97年に待望の3rdアルバム「GO!」をリリース。より良質の楽曲揃いの素晴らしい内容と各媒体で絶賛され、前作同様に日本国内において「ゴールド・ディスク」を獲得。彼らはこのアルバムの成功により、名実ともにトップ・クラスの仲間入りを果たした。
 あれから3年。遂に待望のニュー・アルバム「FOUR」がここに完成した。かつてないスケールの“情感”という名の下僕を従え、旋律の理想郷より彼らは再び我々のもとに舞い降りたのだ。メロディーの中で呼吸する「叙情」と「悲哀」の美しき結晶が、今ここに最高傑作を誕生させた…。

TOMMY HEART (Vo)
★トミー・ハート:1968年4月5日、ドイツ・ベルリン生まれ。身長178cm、体重73kg。最初に買ったレコード「エルヴィス・プレスリー」。影響を受けたアーティスト「デヴィッド・カヴァーデル」「フレディ・マーキュリー」
ULE W.RITGEN (B)
★ウレ・リトゲン:1960年8月30日、ドイツ・シュヴァムスタッド生まれ。身長180cm、体重63kg。影響を受けたアーティスト「ジミ・ヘンドリックス」「ウリ・ジョン・ロート」「ドン・ヘンリー」「クリス・スクワイア」
HELGE ENGELKE (G)
★ヘルゲ・エンゲルケ:1962年9月24日、ドイツ・ハノーファー生まれ。身長178cm、体重72kg。影響を受けたアーティスト「ジェフ・ベック」「ウリ・ジョン・ロート」「YES」「レッド・ツェッペリン」
ANDY MALECEK (G)
★アンディ・マレツェク:1964年6月28日生まれ。身長194cm、体重68kg。
影響を受けたアーティスト「クィーン」

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